歴史

History

クレオパトラの墓はどこにあるのか──

エジプト最後のファラオにして、ローマ帝国史の中心に登場するクレオパトラ7世。その死は紀元前30年。だが 「クレオパトラの墓はどこにあるのか」 という問題は、2000年以上もの間、人類の最大級の考古学ミステリーとして残されてきた。
Culture

常世の国── 日本神話に隠された「もう一つの世界」の原型

古代日本人は、自らの住む世界のほかに“遠く離れた永遠の国” を想像していた。それが 常世の国(とこよのくに) である。
History

オーディンと「知識の泉」──北欧神話が描く“知の代償”と宇宙観の深層

北欧神話において、最高神オーディンほど“知識”を代償と引き換えに追い求めた神はいない。彼の象徴は戦争・魔術・死・詩・支配だが、その根底には 「知識こそが力である」 という徹底した思想がある。
Politics

オルガルヒ──“国家より強い個人”が世界を動かす

オルガルヒ(Oligarch)”とは、ロシア語の「寡頭支配者」を語源とし、ポスト冷戦の旧ソ連圏で急激に台頭した新興財閥を指す。1990年代、ソ連崩壊後の混乱を背景に、国家の資源・銀行・通信網・インフラを、政治家より早く掌握した者たちがいた。
History

ソロモン王の指輪──“王権・魔術・知識支配”を象徴する禁断のアーキタイプ

古代イスラエルの王ソロモンは、旧約聖書の中でも“知恵の王”として記述されているが、聖書そのものには“魔術を使った王”という描写はほとんどない。
History

平将門と“怨霊政治”

日本史には数多くの反乱者がいる。だが、その中で “千年” にわたって国家が封じ続けた人物は一人しかいない。平将門(たいらのまさかど)彼は単なる地方豪族でも、反乱者でもない。国家が「怨霊」として恐れ、都市計画や政治構造にまで影響を与えた、特異な存在である。
History

【今さら解説】バベルの塔

旧約聖書「創世記」第11章。そこには奇妙な話が残されている。かつて、人類は みな同じ言葉を話していた。争いも分断もなく、心は通じ合っていた。しかし人々は、天に届く塔を建てようとした。
Culture

【今さら解説】ヴォイニッチ手稿

チェコ出身の古書商、ウィルフリッド・ヴォイニッチが、1912年にイタリアの古い修道院で一冊の写本を発見した。羊皮紙に書かれたその本は、色鮮やかな植物のイラスト、天球図のような模様、裸の女性が奇妙な液体に浸かる図、そして――どの言語とも一致しない文字の羅列。
History

テンプル騎士団

1119年、十字軍の混乱が続くエルサレム。そこに、9人の騎士がひっそりと集まった。目的はただ一つ。「巡礼者を守ること」彼らの名は、テンプル騎士団(The Knights Templar)。白い外套に赤い十字。敬虔、規律、戦闘における狂信的な勇敢さ。
Culture

アカシック・レコード ― 宇宙の“記憶装置”は本当に存在するのか

「あなたの過去も、未来も、すでにどこかに記録されている」この一文を聞いて、SF的だと感じる人も多いだろう。しかし、古代インドのヴェーダ文献や神智学、そして近代の量子物理学まで――この“宇宙の記録”を示唆する思想は、文化や時代を越えて繰り返し現れてきた